2023.07.21

インサイドセールスのやりがいについて考える!営業電話が「つらい」と感じたら

インサイドセールスのやりがいについて考える!営業電話が「つらい」と感じたら
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押忍!

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師匠!インサイドセールスのやりがいって何でしょうか?
ひたすら電話をかける毎日でイマイチ成果を感じられません。
辛いです!

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悩んでいるようだな!
ならばインサイドセールスのやりがいや、辛いと感じたときの解決法を教えてしんぜよう!

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押忍!お願いします!

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うむ!楽しく学んで強くなろう!

アメリカではすでに主流となっているインサイドセールス。
日本でも取り入れる企業が増えてきました。

しかし実際にやってみると、対面での営業よりも辛い、成果が感じづらいと辛い思いをしている人も多いようです。

なぜインサイドセールスは辛いと感じるのか、その原因を紐解くとともに対策法についてもお話しします。

インサイドセールスは難しい、辛いと感じている方が少しでも仕事が楽しくなるよう、インサイドセールスならではのやりがいも知ってほしいと思います。

インサイドセールスが辛い5つの理由


インサイドセールスが辛い、やりがいが見出せないという理由はおもに5つ考えられます。

適切なKPIが設定しづらい

インサイドセールスは、まだまだ日本では新しい手法であり定着しているとは言い難いため、目標設定が正しくないことが多く見受けられます。

たとえば電話をかける件数を目標にしてしまうと、本来の目的である「見込み客と信頼関係を構築してフィールドセールスに渡す」ということが達成できず、とにかく辛いだけの仕事になってしまいます。

業務量が多い

フィールドセールスはまず温度の高い顧客を見つけることから始まります。

フィールドセールスでは1日に対面できるお客様の数に限りがありますが、移動時間がない分、メールや電話などを利用して複数のお客様に対応しなくてはなりません。

一人で担当しなくてはならない件数がフィールドセールスよりも圧倒的に多いため、辛いと感じてしまいます。

また、社内でインサイドセールスのノウハウが確立されていないと、本来の業務に必要のないことまでやっていることが多く、効率的に業務を行えないのも仕事がつらくなる要因の一つです。

部署と部署の板挟みになりやすい

インサイドセールスは、マーケティング部門とフィールドセールス部門の板挟みになりやすいです。

もっと多くのリードを獲得してほしいときはマーケティング部門と、成約率を上げるためにはフィールドセールス部門と更なる連携をしていかなくてはなりませんが、お互いの要望が衝突することもあり、ストレスを感じることも多いでしょう。

テレアポと混同されている

インサイドセールスの電話はテレアポとは全く質の異なるものですが、その重要性を理解している人が少ない場合、電話の件数だけが求められ、大きなストレスとなるでしょう。

関連記事:インサイドセールスとは?(テレアポとの違いも説明あり)

仕事の出口が見えない

インサイドセールスは見込みの高いお客様との関係を育て、フィールドセールスに渡すところまでが仕事なので、商談によって契約を勝ち取るといった経験ができません。

自分が頑張って育てたお客様なのに…という思いが出てくることもあるでしょう。

なぜ電話をかけるのか、その目的を見失いがちで、なんのためにこんなことをしているのかと仕事が辛くなってしまうのです。

インサイドセールスが辛いときの3つの解決法


インサイドセールスの仕事が辛くても、対処法はあります。次の3つの方法で解決していきましょう。

目標値を変える

インサイドセールスはテレアポではないので、架電件数を目標にしてはいけません。

件数を増やすのではなく、

  • 商談化に至った件数
  • 受注率
  • 通話時間
  • メールの開封率

などにしていきます。

もしくはお客様との関係構築のためにどのような項目についてヒアリングするかを決め、どれだけ顧客情報を引き出せているか、という点を重視するのも良いでしょう。

フィードバックでチームとしての一体感を作る

インサイドセールスはそれぞれのチームが勝手なことをしていてはうまく成果をあげられません。

お互いにフィードバックをし、連帯感を高めていきましょう。
特にフィールドセールス側からフィードバックをもらうことは重要です。

「もっとこんなところを聞いてほしい」というような要望があれば、ヒアリングの改善につながります。

チーム全体で成果を共有する

インサイドセールスだけでは成果を感じづらく、仕事の出口が見えなくて辛くなります。
ですから、成果は営業チーム全体で共有すべきです。

お客様からの声など顧客の声をチームで共有することによりやりがいにもつながりますし、新たな改善点なども見えてくるはずです。

将来の自分のためにがんばってみる


ここで少し、仕事の見方の角度を変えてみましょう。

インサイドセールスを成功させるためにはそこに携わる人たちの理解も必要ですし、ノウハウを積み重ねていくことも必要です。

ですから導入してまだ時間が浅いときにはいろいろな対策をとっても仕事の辛さが変わらないかもしれません。

しかしインサイドセールスは非常に将来性の高い仕事です。
獲得されたリードから、お客様と対面しなくても電話やメールで関係性を構築するスキルが身につくのです。

今後はリモートワークがさらに増えていくでしょう。
インサイドセールスは出社しなくてもできる仕事ですからどこにいても営業の仕事ができます。
つまり、全国に仕事のフィールドが広がっていくということです。

インサイドセールスを極め、コミュニケーションスキルや営業スキルを身につけておけば今後のキャリアに必ず生かせるでしょう。

今は辛いことがあるかもしれません。
しかし、正しい目標設定をし正しい方向に進んでいけば、それはきっと5年後、10年後の自分の糧となるはずです。
将来の自分のために頑張ってみましょう。

まとめ

インサイドセールスはテレアポと混同されやすく仕事の成果も感じづらいところがあるため、仕事が辛い、やりがいがないと感じてしまうこともあります。

しかし正しい目標設定をしフィールドセールス部門と連携しながら成果も共有していけば、やりがいを感じられるようになるでしょう。

この記事を書いた人

襟裳ミサキ

襟裳ミサキ(えりもみさき)

生まれは南国、育ちは雪国。好きなものはシャケとワカメ。毎年秋になると遡上するシャケを一日中眺めたり、スーパーで筋子を買って醤油漬けのイクラを作ったりと、シャケの魅力を全力で楽しんでいる。2023年にチョイヨミ道場担当のライターに就任し、現在に至る。

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