ビジネススキルの巻
2024.03.29
営業パーソン必見!明日からメキメキ成果が上がる3つのフレームワーク
押忍!
最近、営業の成果が出ず悩んでいます・・・何か良い方法はないでしょうか?
悩んでいるようだな!ならば、成果が上がる3つのフレームワークを教えてしんぜよう!
押忍!お願いします!
うむ!楽しく学んで強くなろう!
営業成績がイマイチ上がらない。
チームの売上が上がらない。
そんな壁に直面しているとき、「思考」を変えてみると、成果が上がるようになるかもしれません。
そのために役立つのが「フレームワーク」。
フレームワークとは問題解決や意思決定、分析や戦略立案などに使える枠組みのことです。
今回は、明日からでもすぐに使えるフレームワークを3つご紹介します。
自社・自己分析のフレームワーク「SWOT分析」
フレームワークでおなじみなのがSWOT分析。
【内部要因】
・Strength(強み) ・Weaknesses(弱み)
【外部要因】
・Opportunities(機会) ・Threats(脅威)
この4つの頭文字をとったのが「SWOT」で、マトリクス表で4つの要因を分類します。
主に自社を分析するために使いますが、自社の商品や自分自身の分析のためにも使えます。
たとえば、自社を以下のように分類します。
・自社の強み:個別訪問 ・弱み:人手不足
・機会:競合他社が撤退 ・脅威:地域の交通手段の衰退
そのうえで、「強み×脅威」「強み×脅威」「弱み×機会」「弱み×脅威」を組み合わせて分析します。
個別訪問を活かしたいけれども地域の交通手段が衰退しているのを、どう克服すればいいのか。
人手不足だけれども競合他社がいなくなった今こそ、チャンスをどう活かせばいいのか。
そうやって戦略を立てると、「オンラインで商談しよう」のように解決策を導けます。
問題解決のフレームワーク「なぜなぜ分析」
なぜなぜ分析はトヨタ生産方式から生まれたフレームワークです。
方法はシンプルで、問題に対して「なぜ?」と5回繰り返して原因を深掘りしていきます。
たとえば、「営業がうまくいかない」と問題を設定します。
それはなぜ? → 商談の時間を取れないから
それはなぜ? → 顧客が多くて一つの案件に時間をかけられないから
それはなぜ? → 移動時間が多いから
それはなぜ? → 遠方の顧客が多いから
それはなぜ? → 対面営業を好む顧客が多いから
このように5回繰り返すと「対面営業に頼りすぎている」のような真の問題点が見つかり、そこからどう改善すればいいのかが見えてきます。
目標達成のフレームワーク「SMARTの法則」
SMARTは次の頭文字をとった言葉です。
Specific:具体的
Measurable:計測可能
Achievable:達成可能
Realistic:現実的
Timely:期限が明確
「売上をアップする」のようなフワッとした目標だとなかなか達成できません。
この5つの要素を満たした目標を設定すると、達成しやすくなります。
Specific:オンライン商談を増やしてコミュニケーションを増やす
Measurable:週に3件の商談をする
Achievable:先月より売上を5%増やす
Realistic:新規顧客を3件獲得する
Timely:2023年12月までに1000万円の売上を達成する
このような感じで具体的に目標を立ててから、それを実現するために何をすべきか、アクション計画を立てると行動に移せるでしょう。
まとめ
1つのフレームワークだけだと万能ではないので、いくつか試して自分なりのフレームワーク戦略をつくりましょう。