2024.01.05

テレマーケティングの教科書|定義と組織で仕組み化を成功させるポイント

テレマーケティングの教科書|定義と組織で仕組み化を成功させるポイント
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押忍!

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会社でテレマーケティングを行うことになったんですが、何から始めたらいいんでしょうか!

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困っているようだな!
ならばテレマーケティング成功の秘訣を教えてしんぜよう!

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押忍!お願いします!

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うむ!楽しく学んで強くなろう!

対面の販売やサービスが減り、企業と顧客とのつながりは薄くなっています。

今まで、「電話は相手の時間を奪う」「資料や画像を使った説明をしづらい」などの理由で、電話営業は敬遠されていました。
けれども、これらの問題点を解決して、新たなテレマーケティングができれば、顧客との距離を縮められます。

今回は、テレマーケティングのメリット・デメリットや失敗しない仕組みづくりをご紹介します。

テレマーケティングとは?

テレマーケティングとは、既存客に対して電話を使って「いつもお使いの商品、お安くなりました」と売り込んだり、顧客のニーズを聞き出す方法です。

いわゆるテレアポ(電話勧誘)との違いは、テレアポは新規客の獲得を目的にしていて、テレマーケティングは今まで接したことのある顧客の満足度をアップするのが目的であるところです。

テレマーケティングのメリット

テレマーケティングを導入すると、主に次のような効果を期待できます。

効率よく営業をできる

営業パーソンが一軒ずつ足を運ぶルート営業だと、時間も件数も限りがあります。

テレマーケティングなら件数は倍増、数十秒会話をするだけでも相手の印象には残ります。

企業の存在感をアップできる

メルマガなどでPRするより、電話なら直接やりとりするのでストレートに伝わります。

固定ファンも獲得できるでしょう。

顧客とコミュニケーションを取れる

顧客との信頼関係はコミュニケーションから生まれます。

わずかの時間でも会話をすれば、「そろそろ買い替えを考えていて」と相手のニーズを引き出せるかもしれません。

顧客のクレームや不満を知り、解決できる

直接、顧客から不満や不便な点を聴けるので、解決に導けます。

これは企業にとって宝箱です。

テレマーケティングのデメリット

デメリットは、皆さんも日ごろ感じていることかもしれません。

  • 顔が見えないのでコミュニケーションを取りづらい
  • 相手にうっとうしいと思われてマイナス効果になる
  • 効果が出るのに時間がかかる
  • 画像や資料を使いづらい

テレマーケティングを成功させる仕組み

テレマーケティングをする人

テレマーケティングを組織に根付かせるためには、仕組みづくりが大事です。

テレマーケティングの専門部署をつくる

営業担当がテレマーケティングも担当するのは大変なので、専門部隊をつくって電話で売り込んでもらうほうが効率的です。

顧客のリストをつくる

電話をかけるためのリストは不可欠です。

会話の台本をつくる

まず社名と名前を名乗り、何を目的とした電話であるのか、今電話をする時間があるのかなど、何をどのような順番で話すのかを決めておきましょう。

回答集をつくる

なかには、「もっと安くならないの?」のように値切る顧客もいるかもしれません。

あらゆる場面を想定して回答をつくっておくと、担当者は動じずにやりとりできます。

ヒアリングシートをつくる

顧客との会話の内容を記入するシートをつくり、社内で情報を共有できるようにしましょう。

フィードバックする仕組みづくり

担当者と顧客とのやりとりで改善すべき点を決めて、全社で共有します。

まとめ

テレマーケティングは今も昔も、王道の営業方法の一つ。

ただ、顔が見えないとコミュニケーションを取りづらいのなら、オンラインツールと組みあわせて使えば、より成果に結びつきやすくなるでしょう。
より進化させたテレマーケティングを考える時期が来ているのかもしれません。

この記事を書いた人

襟裳ミサキ

襟裳ミサキ(えりもみさき)

生まれは南国、育ちは雪国。好きなものはシャケとワカメ。毎年秋になると遡上するシャケを一日中眺めたり、スーパーで筋子を買って醤油漬けのイクラを作ったりと、シャケの魅力を全力で楽しんでいる。2023年にチョイヨミ道場担当のライターに就任し、現在に至る。

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