テレワークの巻
2024.01.05
オンライン研修は対面とどう違う?相違点と学びを最大化するポイント
押忍!
社員に向けてオンライン研修を実施したんですが、参加者の集中力が続かないみたいで・・・何か良い方法はないでしょうか?
困っているようだな!では、オンライン研修と対面研修の相違点と効果を最大化するポイントを教えてしんぜよう!
押忍!お願いします!
うむ!楽しく学んで強くなろう!
目次
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1オンライン研修のデメリット
- 1-1集中力が続かない
- 1-2実習や実技が必要な研修には向かない
- 1-3参加者の反応が分かりづらい
- 1-4相互のやりとりをしづらい
- 1-5参加者が発表しづらい
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2効果を最大にするオンライン研修にする方法とは?
- 2-1少人数の研修にする
- 2-2チャット機能で質問を受け付ける
- 2-3ホワイトボードで解説する
- 2-4簡単なテストやワークをする
- 2-5相手にもカメラを利用してもらう
コロナ禍以降、導入する企業が増えて来たオンライン研修。
会場を用意しなくていい、遠隔地の人でも参加できる、移動費を削減できるなどのメリットがありますが、対面の研修と比べてやりづらい点があるという声もあります。
オンライン研修は、対面の研修と、どのような違いがあるのでしょうか?
オンライン研修のデメリット
集中力が続かない
やはり対面の研修のほうが緊張感はあるでしょう。
オンラインで複数のメンバーで研修を受けている場合、どうしても緊張感が途切れてしまいます。
画面に自分の顔が小さく映っていても、「見られてはいないだろう」と他の作業をしているかもしれません。
実習や実技が必要な研修には向かない
オンライン研修は講師が解説する研修には向いていますが、店舗での接客や工場での実技などの体を動かす研修には向いていません。
参加者の反応が分かりづらい
対面だと参加者が興味を持って聞いているのか、飽きて来たのか、話の内容を理解しているのかなどが、参加者の表情や空気から分かります。
オンラインだとなかなか反応が分からないのが、もどかしいところ。
相互のやりとりをしづらい
対面では疑問に感じたことをその場で質問できますが、オンラインだと質問のタイミングがつかみづらく、聞けないまま終わることも。
参加者が発表しづらい
対面だと、ワークショップなどで参加者が発表するときは完成品をその場でみんなに見せられますが、オンラインだと口頭で説明するか、資料を共有する機能を使って説明しなければならないので、伝わりづらく、操作も面倒です。
効果を最大にするオンライン研修にする方法とは?
これらの問題を、オンライン研修でどのように解消していけばいいのでしょうか。
少人数の研修にする
大勢だと緊張感がなくなるなら、4、5人のグループで研修をすればいいでしょう。
さらに、ひんぱんに質問を投げかけて答えてもらうようにすれば、最後まで緊張感を持ってもらえます。
チャット機能で質問を受け付ける
講師が話している間に質問したいことが出て来たら、チャットで質問を書き込んでもらえば、すぐに答える体制を整えておくと、参加者の理解度が深まります。
ホワイトボードで解説する
オンライン研修でもホワイトボードを用意しておいて、対面の研修のように書きながら説明していくことはできます。
事前にホワイトボードが映る位置をカメラで調整しておきましょう。
簡単なテストやワークをする
参加者を飽きさせないために、途中で簡単なテストやワークをするのも一つの方法です。
その場でデータを送って答えてもらえば、対面と同じような参加型の研修にすることができます。
相手にもカメラを利用してもらう
参加者が発表するときは、カメラを向けて資料などを映してもらえば、全員で情報を共有できます。
まとめ
対面の研修とオンライン研修を組み合わせて使えば、今まで以上に充実した研修を実践できるでしょう。