ビジネススキルの巻
2024.01.05
商談お礼メールで受注率は変わる!好印象を与えるテクニック
押忍!
お主、商談後のお礼メールはちゃんと送っているか?
押忍!商談後のお礼メールはすぐに送るよう心がけています!ただメールの文面に毎回悩んでしまいます・・・
うむ!すぐにメールを送るのは良い心がけだな!商談後のお礼のメールの文面で悩んでいるのならばメールで好印象を与えるテクニックを教えてしんぜよう!
押忍!お願いします!
うむ!楽しく学んで強くなろう!
商談では好反応だったのに、契約に至らなかった…なんて経験はありませんか?
もしかしたら、商談後のたった一つの対応で運命が決まってしまったのかもしれません。
今回は、商談後のお礼メールについてご紹介します。
お礼メールはなぜ必要?
「商談では盛り上がっていたから、相手の記憶に残っている!大丈夫!」
そう思いたくなるところですが、相手は毎日のように商談をしているはずです。
アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが提唱した、「単純接触効果」の法則があります。
単純接触効果とは、繰り返し接すると、相手の好感度が高まる効果のことです。
つまり、お礼メールを送れば接触する回数が増えるということ。
商談するたびにお礼メールを送ると、好感度は“爆上がり”かもしれません!
お礼メールを出すタイミング
お礼メールは文面以上に、出すタイミングが重要です。
原則は、商談した当日に送ること。
「早すぎない!?」と思うかもしれませんが、鉄は熱いうちに打て。
相手の記憶にまだ残っている段階で念押ししないと、効果が薄れます。
遅くても、翌日中には送りましょう。
それ以降は、「今頃?」と思われるかもしれないので、むしろ送らないほうがいいかもしれません。
お礼メールの書き方
件名のつけ方
お礼メールは他のメールに埋もれないようにするために、目立つ件名をつけましょう。
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〇【本日のお礼】株式会社●●の山田です
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〇【商談のお礼】株式会社●●の山田です
このように、冒頭にカッコつきで入れると、目立ちやすくなります。
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×本日は商談でお世話になりました。株式会社●● 山田
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×本日のMTGの御礼
件名は、簡潔にするのがポイントです。
前者はたとえ一文であっても読まなくてはならないので、受け取った側は面倒です。
【本日のお礼】と目に入るだけで内容が分かるのが理想的です。
また、「MTG」のように略語を使うのもおススメしません。
相手が略語を使ってない場合、「MTGって何?」と思われてしまいます。
メールの本文
お礼メールは真剣に読んでもらえない可能性もあるので、一文だけでも記憶に残るように心がけましょう。
たとえば、具体的に相手の話の何がよかったのかを伝えると、ほかのお礼メールとの差別化を図れます。
「本日は●●様の~~~というご意見を伺い、大変勉強をさせていただきました。」
「●●様の働き方改革に対する熱意に触れ、ご期待に添えたいと強く思いました。」
このような感じで入れると、「自分の話を理解してくれたのだな」と、相手は嬉しく感じるでしょう。
メールは短めに
お礼メールは長文だと途中で読むのをやめてしまうので、出来る限り短めに、簡潔にするのが基本です。
そして、押しつけがましいのはNGです。
「ほかにも弊社の商品にご興味がありましたら、ご案内させていただきますので、いつでもご連絡ください」のような一文があったら、「商品を売ることしか興味ないんだな」と相手の気持ちは萎えてしまいます。
まとめ
とくに、オンライン商談は相手が不慣れの場合も多いので、「今回は新しいアプリでしたので、聞き取りづらかった箇所などがありましたら、ぜひお尋ねください」のように書き添えておくと、相手は安心して連絡できると思います。