2023.10.06

【参考事例あり】働き方改革への取り組み

【参考事例あり】働き方改革への取り組み
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押忍!

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師匠!会社で働き方改革を行うことになったのですが何をしたらいいでしょうか!

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困っているようだな!ならば働き方改革への取り組みを教えてしんぜよう!

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押忍!お願いします!

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うむ!楽しく学んで強くなろう!

働き方改革に取り組まねばならない、しかし、何をどのように進めれば良いのか迷っている会社は多いです。

そこで、実際にどのような取り組みが行われているのか、事例を見ながら自社に取り入れられそうなものを探してみませんか?

働き方改革は残業をなくすことだけが目的ではありません。ITツールなども上手に取り入れながら、社員が働きやすい=この会社でもっと頑張りたい!という環境を作ることが大事です。

会社の体制を変える働き方改革事例

働き方改革といっても、社員の年代も考え方もさまざま。みんなにとって良い方法を探るにはまず体制づくりからです。

何をどう改革するのか、社員が自ら考える基盤を作りましょう。

クレディセゾンの取り組み

大きな会社ほど新しいことを始めるのが難しい場合もあります。

クレディセゾンでは、「セゾン・ワークライフデザイン部」を立ち上げ、複数の部署からメンバーが集まりました。

まずは社員の生の声を集めること、そしてその声を経営陣に届けること、また自分たちが実際にできることをやってみるという活動が始まりました。

それぞれ本業を持っているので、オフィシャルな活動ではあるが、「いつまでに〜しなければならない」というノルマはなく、まず現行制度の中でやれる範囲で頑張ってみるというのが活動の趣旨です。

そして集めた生の声を社長に手渡し、経営陣とも課題を共有しながら働きやすい環境づくりに取り組んでいます。

株式会社アプリボットの取り組み

前任者にそう言われたから、と疑問も持たずにやっているルーティンワークがないでしょうか?

株式会社アプリボットではルーティンワーク(R)を効率化し、効率化で生じた時間をチャレンジ(C)に使う「CR」という制度を作りました。

効率化に取り組んだ社員を表彰することによってモチベーションアップ!大幅な業務効率化に成功しました。

上から指示をするのではなく、一人一人の意識を底上げすることに着目した取り組みです。

社員が働きやすい環境を作る働き方改革事例

有給以外に特別休暇などを取り入れ、社員がより働きやすい環境を作り出している企業も増えてきました。

たとえば、株式会社アシックスでは慣らし保育休暇を最長1ヶ月取ることができます。

育児休暇から復帰した時子どもの慣らし保育がありますが、入園してすぐ風邪をもらって来る子が多いです。
せっかく仕事に復帰したのにすぐに休むことになり、申し訳ない気持ちで一杯になるママが多いのでこのような制度はとてもありがたいでしょう。

高島屋では失効してしまった休暇を積み立てるリザーブ休暇があります。
介護や育児、ボランティアなど使途は限定されているものの、使いきれなかった休暇を有効活用する制度です。

もっとITを使いこなす働き方改革事例

働き方改革は人の意識に頼るだけでなく、システム的に効率化してくことも必要です。

ここでは働き方改革に成功した企業が、どのような ITツールを取り入れているのかについてご紹介します。

チャットツールを使った事例

メールにはまだ「手紙」の要素が残っており、挨拶などビジネスメールの「型」というべきものがあります。

ですから、急いでいるときや「ちょっと確認したい」という時にはやや不便な側面も。

そこでチャットツールを取り入れたことにより、コミュニケーションがより早く会話のキャッチボールもさくさくできるようになった、という企業が増えています。

チャットツールにはこのようなものがあります。

  • Chatwork
  • Slack
  • LINE WORKS
  • Microsoft Teams

文章を書くというよりも話すようにやりとりができるので、無駄な文章作成に割く時間を減らすことができます。

ウェブ会議システムで孤立しづらい状況を作る

ZoomやGoogleMeetなどのウェブ会議システムを、ミーティングだけに使っているのはもったいないです。

打ち合わせの時以外でも常時接続し、他の社員と一緒に仕事をしているような環境を作るという方法があります。

今どこに誰がいる、ということがわかりますし、何か聞きたいことがある時でも気軽に話しかけることができます。

離れていても本社のオフィスにいるかのような空間を作り出し孤立してしまうことを防ぎます。

ウェブ商談ツールを活用する

『営業は足で稼ぐ』という言葉は今の時代はもう古いのかもしれません。

確かに、時間をかけて現地に赴き顔と顔を突き合わせてじっくり商談して成果を上げる方法は有効かもしれませんが、現在はウェブ商談ツールも発達してまいりました。

ZoomやGoogleMeetなどのウェブ会議ツールは、会議するためのURLを事前に共有しなければいけない一方で、『ベルフェイス』や『どこでもSHOWBY』などの商談に特化したツールは、相手先に電話する中で「ちょっと製品の内容や資料を見たい」といった要望に素早く対応が可能です。

資料を共有して紙をなくす

いまだに紙で資料を保管している会社は多いですが、かさばるだけでなく欲しい時に見つからないのが紙のデメリットです。

そこで、「エバーノート」を取り入れ紙の資料をなくしつつ、全員で情報を共有できるようにするという方法があります。

テキストファイルだけでなくPDFや画像なども保存できますし、中身を検索することもできるので欲しい資料がすぐに見つかります。

社内でのやりとりを全て紙でやっている企業も、エバーノートを使うことで紙の印刷や受け渡しにかかる無駄な時間を削減できます。

クラウド型のバックオフィスで在宅勤務を実現(Tokyo Otaku Mode Inc.)

勤怠管理、会計業務、労務管理などをすべてクラウドサービスを活用することで、バックオフィス業務をリモートワークでできるようにした会社があります。

書類は基本的に全てデータ化してGoogleドライブに保存、契約書はPDF化して電子署名を付与する、勤怠管理はGoogleスプレッドシート、会計処理はクラウド型のfreeeを利用するなど、徹底的に電子化を促進。

これにより業務を効率化するだけでなく、育児と仕事の両立も実現しています。

まとめ

働き改革が必要だと分かっていても、具体的に何をすれば良いのか分からず困っている会社も多いです。

まずは、社員一人一人が課題を考える環境を作りましょう。課題がわかれば、具体的な解決策も浮かんできます。

ITツールもどんどん取り入れていきましょう。

人がやっていることを機械ができるようになれば、テレワークや在宅勤務もしやすくなり、より働きやすい環境を作ることができます。

この記事を書いた人

襟裳ミサキ

襟裳ミサキ(えりもみさき)

生まれは南国、育ちは雪国。好きなものはシャケとワカメ。毎年秋になると遡上するシャケを一日中眺めたり、スーパーで筋子を買って醤油漬けのイクラを作ったりと、シャケの魅力を全力で楽しんでいる。2023年にチョイヨミ道場担当のライターに就任し、現在に至る。

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