ビジネススキルの巻
2024.07.05
オンライン商談にアイスブレイクは必要?スムーズに本題を切り出すコツ


押忍!

オンライン商談の際にアイスブレイクはできているか?

押忍!あまりできていないですね・・・何を話してよいか分からず、雑談で滑るのも恐いので直ぐに本題に入ることが多いです!

うむ!ならばアイスブレイクのコツを教えてしんぜよう!

押忍!お願いします!

うむ!楽しく学んで強くなろう!
目次
アイスブレイクは、「アイス=氷」のように緊張で堅くなった場のムードを「壊す」という意味です。
本題とは直接関係のない雑談や簡単なゲームなどを上手に取り入れれば、オンライン商談でも相手との距離感がグッと縮まります。
アイスブレイクは必要?
オンライン商談は、リアルでの場と比べると、相手との距離感が縮まりづらいのがデメリット。
とくに1対1の商談では、相手は緊張している可能性大です。
初めて商談する相手に、「本日はよろしくお願いいたします。さっそくですが、この商品についてご説明します」といきなり本題に入ると、相手の心の準備が整ってないかもしれません。
やはり、冒頭にアイスブレイクを入れると、スムーズに本題に入りやすくなります。
アイスブレイクのテーマ
雑談
定番は季節や気候、時事ネタや最近話題のニュース、業界の話など。
明るい話題、気軽にできる話題が基本です。
といっても、雑談は意外とハードルが高いものです。
「今日も暑いですね」「そうですね」で終わってしまったら、却って気まずくなることも。
落語の枕ではありませんが、自分の持ちネタをいくつか用意しておくといいかもしれません。
「うちは犬を飼ってるから、夏は毎日エアコンをつけっぱなしで家を出てくるんです。うちの犬は僕よりいい暮らしを送ってるんですよ」のように、誰にでも受け入れやすいネタをいくつか用意しておくと、場が和みます。
会話は、相手が「はい/いいえ」で答えられるクローズド・クエスチョンを活用すると、答えやすくなるでしょう。
ただし、クローズド・クエスチョンを連発すると尋問のようになるので、要注意。
自由に答えられるオープン・クエスチョンも混ぜると、会話は弾みやすくなります。
ゲーム
商談相手が話し下手な場合、雑談は却って負担になるかもしれません。
ちょっとしたゲームとして「Good&New(グッドアンドニュー)」を取り入れるのも一つのアイデアです。
Good&Newは24時間以内にあった「よかったこと(Good)」や「新しい発見(New)」を1人1分ぐらいでスピーチし、聞いた人は拍手をします。
「今日は早起きができました」「満員電車で座れました」という感じで、何でも構いません。
これなら初対面の人でも気楽に参加できます。
アイスブレイクの注意点
相手の気分をよくさせるのが大切
人は感情の生き物です。
自慢をしたり、相手にマウントをとったり、恥をかかせたりするような発言は厳禁です。
その瞬間に、相手は退出してしまうかもしれません。
相手に花を持たせるような話題を心がけましょう。
デリケートなテーマは避ける
政治や宗教などの踏み込んだ話題はNGです。
また、最近は出身校や家族ネタ、お子さんがいる・いないなどもデリケートな話題なので、初対面では避けたほうがいいでしょう。
まとめ
かわいいイラストや動物の写真の壁紙にして、「これはうちの猫なんです」と紹介したら、相手の緊張や警戒心は解けるでしょう。
アイスブレイクは心のマッサージとして重要です。