ビジネススキルの巻
2024.02.09
【2024年度版最新】商談前に勝負が決まる!アイスブレイク5選!
押忍!
師匠!商談前のアイスブレイクがうまくいきません!
場を和ませたいのですが・・・
悩んでいるようだな!
ならばアイスブレイクについて教えてしんぜよう!
押忍!お願いします!
うむ!楽しく学んで強くなろう!
目次
緊張をほぐし商談の場を和ませるためのアイスブレイク。
しかし何を話題にしたら良いかわからない、という方のためにアイスブレイクのネタを実例つきでご紹介します。
初心者でも使いやすい話を厳選しましたので、雑談が苦手でいつもネタが浮かばない…とお悩みの方はぜひ参考にしてください。
アイスブレイクでリラックス!
アイスブレイクとは、お互いがリラックスできる雰囲気を作ること。
初対面の人と商談をするときは説明する方はもちろん、聞く方も緊張しているものです。
その緊張状態(氷)をほぐす(砕く)のが、アイスブレイク。相手の興味のある話題や、リラックスして話せる話題を提供しその場を和ませるコミュニケーション術です。
商談用のアイスブレイク5選
しかし具体的にどんな話題を振ればいいのか全くわからない!という方のために、商談で使えるアイスブレイクを厳選してご紹介しましょう。
相手・会社を褒める
褒められて嫌な気持ちがする人はいません。
気分良く商談に入ってもらえるよう、さらっと相手や会社を褒めましょう。
- オフィスが駅から近くて便利ですね!
- 明るくてとても素敵なオフィスですね。仕事もはかどりそうです!
- おしゃれな名刺ですね。デザインが素敵です!
気候や休みに関する話題
天気のネタは鉄板です。
あまり考えなくても、ネタを振りやすい話題です。また、休みに関する話題も相手を選びません。
- 桜が咲き始めましたね。今週末あたりはお花見できそうです。
- 急に寒くなりましたね。風邪をひかないようにと、昨日は毛布を出しました。
- もうすぐゴールデンウィークですが旅行などに行かれますか?
- 夏休みはいつ頃から取られるんですか?
オフィス周辺の話題
オフィスに到着するまでにどんな店があるか、気になるスポットはないか、探しながら歩きます。
もちろん事前にリサーチしておくことも大切です。
- この周辺はランチに使えそうなお店がたくさんありますね。羨ましいです。
- ○○というイタリアンのお店は雑誌にも掲載されていましたね。食べたことはありますか?
- 途中に小さな公園がありましたが、疲れた時にリフレッシュできそうですね。
相手のビジネスに関すること
アイスブレイクというと、「楽しく雑談しなければならない」と思っている人も多いですが、そんなことはありません。
商談に来ているのですから仕事に関することでOKです。
ただ、「最近どうですか?」など、答えにくい漠然とした質問をしないこと。具体的な話をしましょう。
- 御社のウェブサイトのコラム記事、とても読みやすくて参考になります。
- 最近リリースされた○○というサービス、個人的にとても興味があります。
「○○がネットのニュースで取り上げられていましたね」など顧客の業界に関するニュースもしっかりチェックしておきましょう。
業界の話題はお客様の悩みを聞く良いきっかけにもなります。
相手の会社のSNSに関すること
今時、ホームページを持っていない会社の方が少ないと思いますし、TwitterやFacebookを利用している会社も多いでしょう。
商談に伺う前に発信情報をチェックしておきます。
- フォロワーが5,000人もいるんですね。うちも頑張っていますが、なかなか増えないです。
- 毎日投稿されていますね。どのようにしてネタを探していますか?
困ったときはこれ!基本の「キドニタチカケシ衣食住」
雑談のテーマの基本です。
何も思いつかないと思ったら、このテーマで考えてみましょう。
キ:気候「今日も暑いですね」
ド:道楽「最近ストレス解消にランニングを始めました」
ニ:ニュース「最近、地震が増えていますね。何か備えはされていますか?」
タ:旅「最近訪れたところでお気に入りの場所などはありますか?」
チ:知人「○○さん(前任者など)はお元気ですか?」
カ:家族「お子さんはおいくつになられましたか?」
ケ:健康「健康診断の結果が気になるので、しばらくお酒をやめようと思っています」
シ:仕事「この時期はお忙しいですか?」
衣:衣類「今日のネクタイはとてもお似合いですね」
食:食事「この辺は美味しそうなお店がたくさんありますが、おすすめはありますか?」
住:住居(出身地)「私は北海道の出身なのですが、梅雨の時期の東京の湿度はやはり高いですね」
アイスブレイクで注意すること
アイスブレイクは相手を見て話題を考えることが、何より重要です。
中には、「雑談が苦手」「急に話を振られても困る」と思っている人もいます。
そのような人に、いきなり「夏休みはどこでお過ごしですか?」などと聞いても、「時間がないからとっとと仕事の話をしたい」だと思われるだけです。
ですから、商談前にアイスブレイクすべきか相手の様子をよく見てください。軽く話を振って、反応が良くないなと思ったら、「早速ですが、本題です」と、すぐに商談に入りましょう。
商談に全力投球し、相手の悩み、解決したいことを真摯に聴き、「有益な時間だった」と思ってくれれば自然と雑談になることもあります。こうなったらしめたもので、商談前の当たり障りのない話よりプライベートな話もしやすくなり信頼関係を築く良いきっかけになる可能性もあります。
「アイスブレイクは商談前」と決めつけず、場合によっては商談後にするなど臨機応変に動きましょう。
まとめ